
私はたまに思うことがある・・・
私と同じ意志を持つ私のスペアがいればいいと。
私の代わりにのんびりと紅葉を眺める私がいて、私の
代わりに一所懸命折り紙と会話する私がいて。
今日、違う私がPCの壁紙に秋を連れてきた・・・
- 2005/10/31(月) 16:38:49|
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落葉が始まるとそろそろ冬支度になる・・・
愛機に跨り紅葉のグラデーションを眺めながら
走ったのは去年の記憶。
今年は、愛機に跨る暇も無く工房から見える山々の
冬支度を眺めるだけだろう。
工房の窓に雪がちらつき始めたら、多分今年の秋
を後悔するのだろうな?
リックにデジカメを入れ走る勇気が私は欲しい。
後悔する前に・・・
- 2005/10/30(日) 08:25:04|
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「坊主頭にして下さい・・・」
そう私が言うと、床屋のママさんが少し躊躇いながら
バリカンを手に取った。
坊主頭で工房に引きこもる準備なんて私も相変わらず単純な
発想をするものだ。
中年高校生は、また己に気合を入れようとしているのだ。
気分転換もまた己の業・・・
- 2005/10/28(金) 19:34:32|
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私の作品を天国から見ている人達がいる・・・
残された家族、そして残された想い出。
ガレージに乗り手を無くしたバイクが一台。
亡き主人の面影を偲ぶには、あまりにも辛いであろう。
もう一度、このバイクに火を入れてやった方がいいのであろうか?
誰か違う乗り手を探してあげた方がいいのであろうか?
それとも、誰にも触れさせることなく想い出と共にしまい込んで
あげた方がいいのだろうか?
天国に問う・・・
- 2005/10/27(木) 18:03:26|
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作業台の上に置かれた一枚の鏡・・・
私は鏡に向かい大根になっていた(笑)
今にも引き抜かれそうな表情は私流の洒落である。
さすがにリアルなバイクだけでは息が詰まる。
たまには眉間にシワが寄らない作品もいいと思い
最近はこんな仕事も受けることにした。
目尻にシワを寄せ、微笑みながら鏡を覗いたら
以外にも違う自分が笑っていた。
はたして大根の運命や如何に・・・
[大根と鏡・・・]の続きを読む
- 2005/10/27(木) 08:23:04|
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あなたはいつまで私の手を握ってくれるのだろう・・・
あなたはいつまで私の手を求め探してくれるのか?
いつかは親の愛にうざいと思う時が来るだろう。
一度離れた手・・・私が老いてしまい、もう一度
あなたの手が欲しくなった時、あなたは大人になっているのだ。
今度はあなたが自分の子供に愛をあげるんだよ。
その時は優しく手を握ってあげてほしい。
たくさんの愛をあげてほしい・・・
- 2005/10/26(水) 07:55:35|
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「石田さんはSUZUKIのバイクは作らないのですか?」
そんな質問をされることが多い・・・
嫌いな訳じゃない!刀も好きだし隼も好きだ。
GSX1100R最終の油冷なんかいいじゃないか!
紙の單車屋を始めた頃、私は刀のビキニカウルに泣かされた
ことがある。
サイドビューから見た、カネゴンの口の様なラインが表現
できなかったのである。
半年投げられた原版・・・いつしか刀は私の壁となった。
今思えば一枚貼れば簡単に攻略できたのに。
攻略して気付くこと、けして嫌いな訳じゃない・・・
- 2005/10/25(火) 19:57:25|
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壁を乗り越えれば青空が見えるのだ・・・
だから必死で越える努力をするんじゃないか。
読み、書き、見て、作る。
4つの力が一つになった瞬間、また一つ壁を
越えることができるのだ。
感情を持ち青空を眺めたら何かが見える・・・
- 2005/10/24(月) 13:21:02|
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私は子供がデジタルをカチャカチャやるのが好きではない・・・
時代遅れと言われるかもしれないが「欲しければ作れ!」
の世代に育つアナログ人間にとって感性を育てる子供時代に
カチャカチャはどうかと思っていた。
しかし、どうであろう・・・PCの画面で子供達
が算数遊びをしている光景を目にして、多少ではあるが
子供のカチャカチャに関心を持つ様になった。
時にカチャカチャに触れさせるのもいいかも?
嫌う前に理解しなければ・・・
- 2005/10/22(土) 21:45:41|
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昔は黒に泣かされたものである・・・
最近のバイクは、タンクに複雑なカットが入るので
表現がしやすくなった。
しかし、旧車となると黒いバイクは表現が難しい。
光と影を探し、無きところに表現を入れるのである。
今にも飛び出しそうなバイクは、表現ではなくいつしか
想像という作品になる・・・
- 2005/10/22(土) 06:38:46|
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最初に作ったバイクはオフ車だった・・・
いつしかネイキッドを作る様になり、それから旧車になった。
フルカウルの凹凸が表現できなくて悩んだこともある。
今でもオフ車の依頼が来ると心が躍る。
想い出を沢山乗せたバイクのタイヤは磨り減っていた。
それじゃ俺がピカピカのタイヤ履かせてやろうじゃないか!
一生残るものだからさ・・・
- 2005/10/20(木) 22:52:14|
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「浜松から伺います!」正直、私は驚いた・・・
バイク乗りとはそんなものかもしれない。
走ることが楽しいのだ。
還暦を迎えたライダーが6発1900CCのワリキューレ
ルーンで来たものだから、正直二度驚いた。
夜中に高速を飛ばし、AM9:00工房の電話が鳴った。
「今、到着しました!」
ライダーなんてそんなものだ・・・
- 2005/10/20(木) 14:27:18|
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私が選んだ一枚の絵・・・
海の生き物と題したその作品にはとても楽しさがあった。
「石田さんは面白い絵を選ぶんですね〜?」教師はそう言った。
「個性があっていいじゃないですか?」
そう私が言うと、教師は作品ではなく生徒の素行を語りだした。
「ピアスはするし、マニュキアをつけるしね〜・・・」
私は素行の話を聞いているのではない。
海の底にユーモアや楽しさがあってもいいじゃないか!
結局選ばれた作品は美を追求したものとなった。
封建社会の中で学ぶことは個性ではなく、時に感性の押し付け
なのかもしれない。
指導者の感性に従順にて、己の個性がいつしか消えている。
あの生徒は今どうなっているのだろうか?
私はあなたの絵が好きだ・・・
- 2005/10/19(水) 08:09:21|
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私は今でも後悔していることがある・・・
子供の頃にピアノを弾きたかったという後悔。
私は自分勝手に動く指を持ちたかった。
6歳の娘が弾く曲でさえ、私には凄いと思えるのだ。
たとえばアドリブでJAZZなど弾けたなら、また一つ
違う感性を持つことができたかもしれないのに・・・
鍵盤に触れ、踊るように私の指が動くイメージは
時に幻覚・・・
- 2005/10/18(火) 22:21:25|
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10月15日(土)NPO法人の依頼で切絵教室を開催した。
岩手県内よりスタッフを含めた60名が参加。
学ばせ、学ぶ・・・原点はこんなところから始まるのだ。
http://yahabayurikago.com 矢巾ゆりかご
- 2005/10/17(月) 07:49:00|
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コイツを見ているとなぜかワクワクするのだ・・・
なぜって?若さが戻るからである。
歳相応のバイクへの抵抗は、2スト時代の荒馬に
しがみ付いていた記憶が懐かしいと感じるから。
昔、見た利根川の河川敷に落ちて行く夕陽。
泥だらけのMXブーツを、無造作にトランポの荷台に
ほうり投げた。
すすきが風に揺れ、琥珀色に照らされた光景はまるで
優しい海の様であった。
老いてもまだ記憶を懐かしみ、そして4ストに我体力
の限界を探そうとする。
けして競う訳ではない、己が老いて行くからSHIFT
するだけなのである・・・
- 2005/10/16(日) 08:47:21|
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鼻や髭は黒いものだ・・・
大人が持つ固定概念がそこにある。
マニュアル通りに切絵に向かう大人達は無難なのだ。
子供達を見たらどうだろう、赤い鼻や髭を持つイヌ
がいるではないか。
子供達の感性を大人達のマニュアルにはめてはいけない。
認め、褒めてやることからすべてが始まるではないか・・・
- 2005/10/15(土) 20:54:42|
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ホテルのロビーに飾られていた着物に私の
足は止まった・・・
なんと美しい色であろう・・・そんな感情は、この美しさを
私は表現できるのだろうか?
そんな視点に変わるのである。
いつもの癖で、頭の中に折り紙をばら撒き自問自答を
始めるのだ。
貪欲な追求は、時に病となり己を変えるものである・・・
- 2005/10/14(金) 23:11:54|
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私には無の時が存在するのだろうか・・・
頭が真っ白になれる時とは?
必死にバイクを操り、コースを走っている時
くらいだろうか・・・
私の365日は、バイクに始まりバイクに終わる。
ベッドに潜り込み、眠りに落ちる直前まで折り紙を
切る感触を引きずるのである・・・
- 2005/10/13(木) 22:41:53|
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「紙の單車屋 走る!」の放送が開始されてから
全国より沢山のメールを頂いた・・・
6年間がんばってきてよかった。
正直、そう思った。
皆それぞれバイクに対する想いがある。
誰にも負けぬ想いがあるのだ。
その想いを聞かせてもらえる喜びが私にはある。
これからも一生懸命走り続けたい・・・
- 2005/10/12(水) 16:01:35|
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KHを最初に作ったのは、そう5年前だったか・・・
私は2度目のKHに手を入れた。
5年後の再会・・・
進化の過程が見える色の表現、そして遊び心がまた
一つ私の中で芽生えたのかもしれない。
私の感情がカッターの鋭い刃に伝わった。
あれだけ悩んだ5年前・・・まるでそんな過去が
無かったかの様に思えるのだ。
魂を入れた作品は伝えるものがある。
それが伝わるから怖いのだ・・・
- 2005/10/11(火) 19:52:03|
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イヌ、ネコ、バイク、くるま・・・
来週末、開催される切絵教室。
県内から30名以上の参加者が集まるらしい。
子供から大人まで、私に課された宿題は少ない
パーツで如何に楽しんでもらえるか?
教えるということは楽じゃない・・・
- 2005/10/09(日) 09:25:35|
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先日、ある方に私の夢を見たと言われた・・・
それは将来の私の姿だったそうだ。
「どんな感じになってたの?」私がそう訪ねると
「白髪の老人でした」「それで何やってたの?」
「子供達に切絵を教えていましたよ!」
なぜか私はとてもその夢が嬉しかった。
老いてもまだ私は紙と戯れていたのだ。
正夢になってほしい・・・
- 2005/10/08(土) 22:31:25|
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競うバイク乗りから、楽しむバイク乗りになった
つもりだった・・・
草レースでも競うことができる・・・そう思ったら
やはり本気になる自分がそこにいたのだ。
体力の限界を感じながら若者達の背中を追う。
こんな私でも老体に鞭を打ち走る姿を若者達は見ているのだ。
本気だから楽しいんじゃないか・・・
- 2005/10/07(金) 17:04:24|
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30歳で日本一周をしたバイクには想い出が沢山詰まっている・・・
テレネ600は、後にデュアルパーパスとなり進化して
しまった。
30リッターのタンクはGSを意識し、ゴールドリムは
当時の流行だった。
オーナーは思った・・・「もう一度乗ってやろうか!」
新品のタイヤを履き、車検も取った。
時代の流れに逆らい、そして愛機のキックを蹴った瞬間
あまりにも想い出が大きすぎたことに気付いた。
あの時の感動や感激は二度はいらないのだと。
ただ一言、相棒に言ったに違いない
ご苦労様と・・・
- 2005/10/05(水) 17:56:44|
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娘が作ったてるてる坊主・・・
今年の秋の空は、てるてる坊主の出動が多いのだ。
今年は野外イベントが多く、何度天気予報に翻弄されたことだろう。
その度に、私はてるてる坊主に御願いをする。
「頼むから・・・!!」
まるで女心の様である・・・
- 2005/10/05(水) 08:02:50|
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距離を置いて付き合うこと・・・
離れすぎても、近すぎても、よくないことがある。
丁度いい具合の人間関係の距離。
心が触れ合って生まれる礼儀や感謝、そしてわがまま。
寄り添う距離から一度離れ、そしてもう一度戻りたい
と思った時、初めてその距離を愛しく想う。
付かず離れず・・・
- 2005/10/04(火) 13:12:40|
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「なんかお互いに話が合いそうですね〜」
「そうそう私も乗ってましたよ、KHでしょ!」
モノクロの写真から感じる時代の風。
親父になっても捨てることのできなかった、一枚
の写真から青春時代を回想する。
白煙、飛び散るOILの雨、エンジンの振動がアクセル
から体中を駆け抜け、そして、ワープする瞬間が来た。
もう一度、過去に向かい加速する・・・
- 2005/10/04(火) 07:53:21|
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フロントタイヤがゴールラインに滑り込んだ瞬間
リアタイヤが宙に舞った・・・
ジムカーナのタイムレースは己との戦いなのだ。
アクセルを開けては戻すくり返し。
ほんのわずかなストレートにバイクのエンジンは
その荒い呼吸を絶叫に変えた。
一秒でも速く、そんな気持ちがパイロンぎりぎりで
インを差した瞬間、己とマシンの限界を知る。
私の心臓は一瞬止まり、頭が真っ白になった。
私の体は動きを止めても、刻まれる時を止めることは
できない・・・
- 2005/10/03(月) 07:31:04|
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